

島根県立石見美術館 コレクション展「石見根付」
趣旨説明
根付は江戸時代、印籠やたばこ入れ、巾着などを帯からさげて携帯するときに、提げ紐の上端につける留め具として使用されたものです。ここ石見地方では、江津市の清水富春(1733~1810)一派を中心に独特のスタイルの根付が生みだされました。石見派の根付は、猪の牙や海松など他の地方の根付では見られない素材を多く用い、蜘蛛や百足などの小動物や、和歌にちなんだ意匠などを彫刻した洗練されたデザインが
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『出雲国風土記 連続講座』の開催について
趣旨説明
島根県古代文化センターでは、昨年に引き続き、全国で唯一ほぼ完本として伝わる『出雲国風土記』を素材にして、郷土の歴史文化の価値と魅力を県民の皆様にわかりやすく伝えるための連続講座を開催いたします。
内容は、古代史・上代文学・考古学研究の最前線の研究者4名が、リレー形式に講座を行うもので、受講無料ですが事前申込みが必要です。
みなさまのご参加をお待ちしております。
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島根県立石見美術館 企画展「澄川喜一 シンプル・イズ・ビューティフル」
趣旨説明
澄川喜一は、現代彫刻界をリードする芸術家の一人として、全国各地の野外彫刻を数多く手がけ、近年では東京駅八重洲口「グランルーフ」のデザインコミッティ委員を務めるなど、都市の環境造形の分野でも活躍しています。
島根県の吉賀町に生まれ、山口県の岩国市で青春時代を送った澄川の制作の源には、自然あふれる日本の風土と古来から続くものづくりへの深い敬意があります。独特の曲線を「そり」と「むくり
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