趣旨説明
島根県は、県土のうち約8割を森林が占めています。特に西部の石見地域は肥沃な土地と豊かな自然に恵まれ、良質な木材を産出してきました。私たちの生活と深く結びついてきた木は、美術の分野においても、素材としての扱いやすさ、応用性の広さから版画や木彫など多くの作品に活用されてきました。彫刻家がそれぞれに想像力（イマジネーション）を働かせ、作品に昇華させる過程には独自のものがあります。例えば澄川喜一は、素材に問いかけ、木の声を聴くように抽象の形を探り出します。一方、薮内佐斗司は、木を一素材として用い、組み合わせ、操りながら対象を創り出していきます。作品には温もり、シャープさ、荒々しさなど様々な表情が見られます。木でつくる美術の世界を存分にお楽しみください。

開催日時
2016年 11月 2日 から
2016年 12月 26日 まで

開催場所
島根県益田市有明町5番15号
島根県芸術文化センター「グラントワ」内

島根県立石見美術館

【休館日】毎週火曜日

参加費用
●一般　300円（240円）
●大学生　240円（160円）
●高校生以下　無料
※（）内は20名以上の団体料金
※障害者手帳及び介助者は入場無料
※コレクション展と企画展を同日に入館される場合はコレクション展の観覧料が半額になります。

URL(ホームページ)
http://www.grandtoit.jp/museum/exhibition/2016/11/post-130.html

問い合わせ先
所属　芸術文化センター総務広報課
電話　0856-31-1860
FAX　0856-31-1884
電子メール　geibun1@pref.shimane.lg.jp