

隠岐国巡回講座『伝承された中世芸能 美田八幡宮の田楽』
趣旨説明
隠岐の西ノ島町では、この9月、2年に1度の「田楽躍(でんがくおどり)」が行われます。「田楽躍」とは、中世に大流行した芸能で、現在では日本全国わずか60数か所の神社や寺院にしか伝承されていない稀少なものです。中でも西ノ島町、美田(みた)八幡宮のそれは、「田楽躍の面影を伝える各地の伝承の中で、最も規模が大きく精細な次第をもつもの」と評価され、平成4年に国の重要無形民俗文化財に指定されています(指定名称/隠岐の田楽と庭の舞)。
古代文化センターでは、今回その1週間前に講演会を開き、美田八幡宮田楽の歴史と見どころについて、日本を代表する芸能史研究者の山路興造(やまじ・こうぞう)氏に解説頂く機会を設けました。この講演会を通して、田楽に関する知識や視点を広げて頂き、全国に誇りうる隠岐の田楽を堪能して頂けることを期待します。詳細については、別添チラシを御参照ください。
記
【 日 時 】平成27年9月5日(土)13:30~15:00(開場:13:00)
【 演 題 】第11回隠岐国巡回講座『伝承された中世芸能 美田八幡宮の田楽』
【 講 師 】山路興造氏(やまじ・こうぞう/島根県文化財保護審議会長、民俗芸能学会理事)
【 主 催 】島根県古代文化センター、西ノ島町教育委員会
【 共 催 】隠岐世界ジオパーク推進協議会
開催日時
2015年 9月 5日 13時 30分 ~ 15時 0分
開催場所
至誠館(しせいかん/隠岐郡西ノ島町別府/別府港から徒歩すぐ)
参加費用
無料・申込不要
添付ファイル
「美田八幡宮の田楽2015」チラシ(縮小).jpg
問い合わせ先
所属 教育庁文化財課古代文化センター
電話 0852-22-6726
FAX 0852-22-6728
電子メール bunkazai@pref.shimane.lg.jp